県内の６つの大学が、コンビニエンスストアの商品を企画開発、その売り上げを競う「学Ｐリーグ」。商品の販売はいよいよ明日！3ヶ月にわたる学生の取り組みを取材しました。
学生「勝ちます！勝てますじゃなくて、勝ちます！」
ことしで４回目の学Ｐリーグ。県内のコンビニエンスストアが学生インターンシップの一環で実施しているものです。男子学生「やっぱ緊張しますね」女子学生「商品開発最後まで頑張っていきたいと思います」学生たちは、自分たちで商品企画を練り、ＣＭ制作にもチャレンジ、目指すのは売り上げナンバーワンです。
ことしは、高校野球や美ら島総体、ゴルフでの県勢の活躍があったことから、開発テーマは「スポーツ」！学生たちは、勝ち負けをイメージさせる白と黒の具を使った弁当や、スポーツ後の疲れが取れるようにお酢を取り入れたスイーツなどを開発しました。
「非常に面白い商品が多いなというのがきょう、感じた事です。」「学生の自由な発想でいろんな提案を頂く事が我々としてもプラスになります」
発売まであと１カ月。まず、売る側の心を掴もうと店長やスタッフを招いたイベントで新商品をアピールです。
学生「モチベーションを上げたいときはありませんか。ありますよね！そんな時はこちらの商品。黒竜田と白カルビのダブル弁当。」
自分たちの商品を仕入れてもらうために、必死の売り込みです。販売を前に、学生たちは、少しでも販売数を増やしたいと割引券も配布します。この日は、あいにくの小雨で通行人はまばら。それでも、多くの人に自信作を食べてほしい一心で、走りまわります。
学生「沖縄国際大学の弁当をよろしくお願いします。１０月１９日から販売です。こちら割引券です。」
カナダからの留学生、レミ君はＱＡＢのカメラを味方にしてアピールです。「カメラが向いてると、みんな断りにくいのでちょっと助かりますね。」
沖縄大学と県立芸大はＣＭ撮影に取り組みます。初めてのＣＭ制作、協力してくれる出演者は、皆学内の友人たちです。県立芸大は、カラフルなスイーツを得意の絵で表現。プロのアドバイスを受けながら、構成・演出も自分たちで行います。
学生「ハケとかそういうの持ってるのが芸大らしいかなと思って」
そして完成したのがこちら。個性豊かな仕上がりです。
６つの大学が開発したお弁当とスイーツ。いよいよあすから店頭に並びます。あすから販売が始まる「学Ｐ」の商品がこちら。テーマ通り、なるほど、スポーツマンにぴったりというかスタミナあふれるボリュームたっぷりのお弁当が多いですね。スイーツはネーミングに注目ですよ。「学Ｐ」の結果は来月、発表されます。