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まずは、快挙達成の話題から。プロ2年目の初優勝です。先月アメリカツアーで自己最高の単独3位となった宮里美香選手が、きのう行われた日本女子オープンゴルフで、日米を通じプロになって初めての優勝を飾りました。

嬉しい後輩の快挙に、世界の藍ちゃんも涙で祝福です!きのう茨城県で行われた日本女子オープンゴルフ。女子ゴルファー日本一を決めるこの大会で、県出身の宮里美香選手が初日からの首位を守り完全優勝。

20歳と358日での大会優勝は、宮里藍選手の20歳と105日に次ぐ年少記録となりました。前の日、スコアを崩しながらも4打差の首位でスタートした宮里美香。去年の大会では、同じ4打差の首位スタートながら、自ら崩れ、敗れた苦い経験がありましたが、あれから1年、成長した宮里が序盤からみせます。

パー3の4番で、第1打を1メートルにつけると、この日初めてのバーディーを奪います。 第1打をピンそばにつける。6番では、約10メートルロングパット。ボールは吸い込まれるようにカップへ沈む圧巻のバーディー。さらに13番からは攻めのゴルフだったという言葉通り3連続バーディーを奪い、首位独走態勢を固めます。

この日は5バーディー、1ボギーの4アンダー68。通算12アンダー276で2位に6打差をつけ、圧勝した宮里美香。プロ2年目にして嬉しい初優勝。さらに、平成生まれの選手の優勝は国内女子ツアーでは初の快挙で賞金2800万円を手にしました。

この優勝に先輩の宮里藍も思わずもらい泣き。藍ちゃん涙「優勝のあと、藍ちゃんが美香ちゃんに抱きつくと、二人しばらく涙で抱き合っていました。」

宮里美香「こういう同じスチエーションで、4打差で最終日を迎えられるってことは、自分にとってもすごいプラスになったと思うし、その中でもきょうは(スコアを)伸ばせたのでそれがすごい良かったです」

日本のメジャー大会の優勝で、今後の宮里美香の飛躍に注目が集まります。

宮里美香「(Q:プロとしての最初の優勝がこの日本オープンになりました)いやぁもう本当に信じられないです」「こういう日本のメジャーで初優勝出来たということはすごい嬉しいことですけど、やっぱりアメリカツアーでも優勝目指していきたいので、これをステップに一から頑張っていきたいと思います」

宮里美香優勝に、県内ではタイムスの号外も配られるなど、嬉しい知らせに県内が沸きました。美香選手、きょうさっそく次のアメリカツアーに出場するため、3時半の飛行機でアラバマへ向けて出発しました。

ところで、宮里美香選手は興南高校の出身。先月には、沖縄に急遽戻って、興南ナインを祝福するパーティーに出て、後輩達から良い刺激をもらったと、話していただけに美香さんの活躍の陰に興南ナインの力があったかもしれませんね。