※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
今月27日に嘉手納基地内でおよそ3000リットルのジェット燃料が漏れ出した事故を受けて、嘉手納町議会は30日、自治体への迅速な通報と原因の徹底究明を求める抗議決議を全会一致で可決しました。
この事故では、嘉手納基地の中央にある燃料タンクからドラム缶15本分にあたる2950リットルのジェット燃料が漏れ出しました。
嘉手納町議会は、27日に燃料漏れが起きたにも関わらず県や町に連絡があったのは翌日の夕方であったことも問題視しています。30日の抗議決議では事故原因の徹底究明とともに関係自治体への迅速な通報と情報の開示、そして、再発防止策の公表を求めることが全会一致で可決されました。
嘉手納基地を抱える市町村でつくる3連協は30日午後にも基地の立ち入り調査を行い民間地への油の流出がないかなどを調べる予定です。