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普天間基地の辺野古への移設問題で、仲井真知事は28日、初めて政府に対して直接的に県外移設を要求しました。

仲井真知事は、記者の質問に「沖縄の中での移設というのも大変難しいし、不可能に近いということを申し上げてきていますから、当然今度は沖縄以外のところをしっかりやってもらわないと」と話しました。

そして県議会の答弁では、日米両政府が合意した普天間基地の辺野古移設について、納得いく説明が得られていないと強調。さらに1月の名護市長選、9月の名護市議会議員選の結果を引き合いに、辺野古移設反対が強いとして、今後は日米合意の見直しを求めると同時に、県外移設案の提示を求めていく考えを明らかにしました。

仲井真知事が政府に対して具体的に県外移設を求める考えを示したのは今回が初めてで、知事選を控えて自民党県連などの意見を取り入れた形です。