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政府が普天間基地の移設先とする名護市の13日の市議会議員選挙で移設に反対する稲嶺市長を支持する候補が過半数を占めました。
名護市議会議員選挙には定数27の議席に対し37人が立候補し移設に反対する稲嶺市長を支持する18人と容認する立場の17人が激しい選挙戦を展開しました。
開票の結果稲嶺市長を支持する候補が16議席を獲得。条件付、移設容認派を5議席、上回って過半数となり、再び移設反対の民意が示されました。
今回の選挙は結果次第で日米が合意した普天間基地の名護市辺野古への移設に大きな影響を与えるだけに全国的な注目を集めていました。
移設反対の意思を表明してきた稲嶺市長を支持する議員が過半数を占めたことで政府の移設作業も一層困難となりそうです。