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心の悩みを電話で話すことで自殺を防ごうと、10日から12日まで無料でカウンセリングが受けられる「働く人の電話相談室」が設置されます。「電話相談室」は今月10日の世界自殺防止デーにあわせて開かれるもので、ことしで4回目です。
県庁前では、多くの人に相談室の開催を知ってもらおうと、産業カウンセラーやボランティアスタッフが電話番号の書かれたチラシやポケットティッシュを配り、気軽に相談するよう呼びかけていました。
例年、相談内容は自分自身や家族の健康、借金などの経済問題や家庭の不和などの問題が多く、去年一年間に自殺で亡くなった人は3万2700人を超え、県内では406人にものぼっています。
日本産業カウンセラー協会沖縄支部の大盛勝仁支部長は「まずは誰かに話すことが大事。気軽に相談してほしい」と話していました。
「働く人の電話相談室」は10日から3日間、午前10時から午後10時まで通話料・相談料ともに無料で受け付けています。