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台風9号などの影響で3日から雨が降り続き、6日には本部町ではがけ崩れが発生し、住民1人が自主的に避難しています。
沖縄本島には台風9号の接近などにより、3日から5日の夜までに宮古島市下地で149.5ミリ、国頭村奥で112.5ミリ、那覇空港で100.5ミリの雨が降りました。
このため本部町では土砂崩れが発生しました。本部警察署によりますと、6日午前1時半ごろ、本部町並里の住宅の裏山が高さ5メートル、幅3メートルにわたって崩れているのを帰宅したこの家の住人が発見しました。このため住民は知人の家に自主避難しているということです。
また、台風の沖縄本島への接近や局地的な大雨、全国的な猛暑の影響で野菜の値段が高くなっています。沖縄協同青果によりますと6日現在、野菜全般の卸売価格は1キロあたり224円で2009年の同じ時期に比べて15円高くなっています。
協同青果の知念正善野菜部長は「大根、ニンジン、葉野菜、それからレタス、グリーンボール、そういった野菜が昨年以上のものをつけています、高いです」と話していました。
沖縄協同青果では今後の野菜の価格について、天候が安定してきた北海道などからの出荷量が徐々に増えるため、価格は下がってくるとみているということですが、市場に反映するのはもうしばらく時間がかかるということです。