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1日に久高島沖で、謎の巨大な渦が見つかりました。直径は5.5キロもありました。
巨大な渦は1日午前9時半ごろ、久高島の北側で見つかりました。海上保安庁のヘリコプターが台風7号の被害を調査中、偶然見つけたということです。
那覇航空基地機長・安藤大輔さんは「私は沖縄で7年勤務しているが、海上に渦模様ができているのは見たことがない」と話しました。
なぜこのような渦ができたのか、第11管区海上保安本部海洋情報企画調整官・古川博康さんは「(台風7号による南からの)強い流れと、久高島によって滞留していた海水とが混じり合って、久高島の北側にこのような渦を作ったのではないかと」と話しています。
台風は、強い風で海水をかき混ぜ、水温を下げてサンゴの白化を防いだり、海中に酸素をまんべんなく行き渡らせ、漁業資源を守る側面もあるということです。