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65年前のきょう、日本は連合国との「降伏文書」に署名し、正式に連合国に降伏しました。一方沖縄では、沖縄諮詢会を中心に独自の統治に動き出していました。
降伏文書への署名は、東京湾の海上、アメリカ軍の戦艦「ミズーリ号」で行われました。日本側の代表は重光葵外務大臣と梅津美治郎参謀総長。連合国代表は後に日本占領を取り仕切るダグラス・マッカーサーでした。この署名で日本の降伏が正式に決定しました。
降伏文書には、ポツダム宣言の内容を誠実に履行すると書かれています。その宣言では日本の領土についてこう記されています。
「日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ
局限セラルベシ」
この日沖縄では、アメリカ軍政府の諮問機関として生まれた沖縄諮詢会が北部の収容所を視察。すでに沖縄では、日本とは違った独自の統治が動き出していたのです。