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9月14日に行われる民主党の代表選に向けて1日立候補を届け出た菅総理と小沢前幹事長が共同記者会見を開きました。
この中では普天間問題についてもお互いが主張を述べ合いました。14日に行われる民主党の代表選は事実上、総理大臣のポストを争う選挙です。
菅総理と小沢前幹事長は1日午前党本部に立候補を届け出て午後、共同記者会見に臨みました。この中で、2人は普天間基地の移設に関する考え方について次のように述べました。
菅総理は「鳩山前総理の苦渋の選択の日米合意からやはりスタートしなければならない。これ以上方向性が定まらない状況を継続することは、やはりいろんな意味での悪影響が国内でも国際関係でも出ると」と述べ、小沢前幹事長は「今のままではいくら辺野古に建設しようとしても沖縄県民が反対する以上は出来ない訳でございますので、そういう意味で沖縄県民の皆さんも納得できる、米政府も納得できるそういう案を見出さなくてはならないし、私は必ず出来ると思う」と話しました。
菅総理は2010年5月の日米合意を踏まえ辺野古移設を進める方針を示し、一方の小沢前幹事長は「県民の反対から辺野古移設は困難」という見解を示しながらも具体的な方針は示しませんでした。
民主党代表選は412人の所属国会議員だけではなく地方議員や党員なども加わる選挙で普天間問題がどこまで争点となるか注目が集まります。