では、はじめに先週月曜日、鳥取県で行われた全国中学校体育大会陸上競技、男子400メートルリレーで浦添中学校の4人がこの種目で県勢初の全国制覇を達成しました。この優勝の陰に、興南の甲子園春夏制覇もあったようです。4人に話を聞いてきました!
先週月曜日、鳥取県で行われた全国中学校体育大会、男子400メートルリレー。第一走者は2年生の西平伊智郎(いちろう)選手「緊張していたけど良い走りが出来てよかったです」最高のスタートダッシュで、第2走者の知念佑哉にバトンを渡します。その知念も韋駄天よろしく第3走者へ!
続く第3走者、真栄田将弥(しょうや)は加速度を増してアンカー与那原良貴(りょうき)に最後のバトンを託すと,追い上げる静岡の伊豆修善寺中の選手を振り切り単独校での県中学新記録、43秒36で、この種目県勢初の全国優勝を成し遂げました。
ところで、この4人、実は陸上部ではく、西平くんがバスケット部、他の3年生3人は野球部のメンバーなのです。およそ1ヶ月前、部活のオフシーズンに集められた4人。全国大会への練習を始め、それから掴み取った全国優勝だけに沖縄の少年達の潜在能力の高さを見せ付けるものでした。
知念佑哉選手「野球の大会とか緊張するんですけど、そういう緊張感の中でプレーできたのも、野球で慣れてきたから力が出せたと思います」
与那原良貴選手「3位以内に入るだけでも嬉しいというか、それでもすごいことなのに、まさか優勝とは全然考えきれなかったです」
真栄田将弥選手「自分も走った後は実感がなくて、那覇空港に戻った時に皆が歓迎してくれて、それで(日本一の)実感が沸きました」
ちなみに、このレースの前日、興南が夏の甲子園で優勝。このことこも彼らに力を与えたようです。
与那原選手「(興南が)優勝したというのを聞いて、流れが沖縄に来ているかなとは思いました」
4人の力を合わせ掴み取った、中学、全国ナンバーワンの偉業!彼らのこれからの活躍も楽しみです!