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普天間基地の移設をめぐって8月26日から開かれている日米実務者協議で、アメリカ側が求めている新たな飛行ルートは報告書に盛り込まれない方向になりました。
外務省で開かれている日米実務者協議では、日本政府の示してきた飛行経路よりさらに陸上部を飛ぶというアメリカ側のあらたな飛行経路を、今月末にまとめられる報告書に盛り込むかどうかが注目されていました。
しかし日本側が「日米合意を根本から崩しかねない」として、飛行経路を維持するよう求め慎重な構えを崩さなかったため、報告書には新たな飛行経路を盛り込まないことを決めました。しかしアメリカ側も新たなルートを変更しない方針で、明記を見送っても今後、大きな火種になることは避けられません。