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環境アセス法の観点から辺野古への基地建設の問題点を考える学習会が25日、那覇市で開かれました。

この学習会は、普天間基地の移設先として再び辺野古に戻した政府に基地建設を断念させるため、名護市の市民団体、ヘリ基地反対協議会などが開いたものです。

基調講演を行った沖縄大学の桜井国俊教授は、2006年に日米が合意した計画を前提に行われている現行のアセスは諸手続きに不備があり、ジュゴン調査にも恣意性が見られるとして、違法だと訴えました。

また、辺野古アセス訴訟弁護団の金高望弁護士は、国に手続きのやり直しを求めるとともに、県民の意見を述べる権利が侵害されたとして、国家賠償を求めている裁判の経過を報告しました。

この学習会は、31日に名護市でも開かれます。