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液化天然ガスを燃料とする県内初の火力発電所の建設が中城村で進んでいますが、その工事の山場となる巨大タンクの屋根を取り付ける作業が23日に行われました。

吉の浦火力発電所の建設現場では、タンク内で組み立てた1400トンもある大きな屋根を空気圧で押し上げるエアレイジングという大仕事が行われ、数時間をかけて大屋根を上げていました。

このタンクは石油や石炭に代わるクリーンエネルギーとして注目されている液化天然ガスを貯蔵するものです。

県内初となる液化天然ガスを使った火力発電所。沖縄電力によりますと運用開始は2012年の予定で、県内で消費される全電力の20パーセントから30パーセントを担うものとして期待が寄せられています。