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東村高江区のヘリパッド建設計画に関連して、地元高江区が計画の受け入れを前提とした負担軽減策や補償を盛り込んだ要請書を20日に東村に提出しました。
東村役場を訪れたのは高江区の浦崎永仁区長で、誘導灯や騒音測定機の設置、また公民館の建て替えなどを求める要請書を村に提出しました。
高江区では2010年5月から沖縄防衛局と交渉を重ね、集落から最も近いN4地区を遠くに移動させるよう求めてきましたが、場所を移せば新たな道路整備などが必要になるとして防衛局が難色を示したということです。
浦崎区長はこの件に関し「ある意味、現実的な話し合いをしていくというのは、地元にとっては苦渋の選択であるということ。要請書を提出したことに関しては、ある意味、容認と受け止められても白黒難しいことではあるが、仕方ないことだと思っている」と話しています。
事業については地元で根強い反対もありますが、要請書の提出により、条件付き容認への流れが加速する可能性が出てきました。