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フランス料理で地方の食文化を活性化しようと、那覇市で29日、県産食材を使ったフランス料理のコンクールが開かれました。
トップクラスのシェフがその腕を競う「ジャン・シリンジャー杯」。29日の地方予選は沖縄では初めての開催です。
選手たちは鮮やかな手つきで次々と紅イモやパパイヤなどの沖縄の食材をフランス料理に変えていきます。審査員は県内ホテルの料理長などで、味と盛り付けの美しさのほか、120分の制限時間内で片付けまで終えられるかということも厳しくチェックします。
優勝したのは、見た目もかわいらしい紅イモのグラタンです。優勝したホテルロイヤルオリオンのシェフ・上原準さんは「まさか自分が優勝するとは思わなかった」と話していました。
早野視津留沖縄大会審査員長は「私が色々審査をやってきた中で、最高に厳しいコンクールだと思う」と感想を述べていました。
優勝した上原さんは、11月に東京で行われる決勝大会に出場します。