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65年前のきょう、久米島では日本軍が久米島の住民をスパイ容疑で虐殺しました。
牛島中将が自決し、組織的戦闘は終わった沖縄戦。ところが、久米島では26日にアメリカ軍が上陸したあと、悲惨な事件が起こりました。
上江洲盛元さん「軍に従っていないということで、みんな手もくびられて針金で。宮城英明さんの家があって、ここで銃剣でやられて燃やしたという悲劇です。この場所は」
アメリカ軍は、久米島の様子を知ろうと住民3人を捕らえます。それを知った日本軍守備隊の鹿山隊長が出した命令は・・・。
『拉致されたものが帰ってきたら自宅にも入れず直ちに軍駐屯地に引き渡すべし。もしその命に違反した場合は、その家族はもちろん区長、警防班長は銃殺すべし』
その後、日本軍は捕らわれた2人とその家族、区長や警防団長の9人をスパイ容疑の名目で虐殺しました。日本軍のこのような行為は8月まで続きます。