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広島の原爆で犠牲になった人たちの遺品を写した写真展が宜野湾市の佐喜眞美術館で開かれています。「ひろしま・イン・オキナワ」は写真家の石内都さんが広島平和祈念資料館に展示されている原爆犠牲者の遺品を撮影したもので、今回は50点の作品が展示されています。

写しだされているのはボロボロになったワンピースや針が止まった腕時計、メガネなどでかつてこれらの品を身に着けていた人たちの生きていた証を伝えると共に、その命を一瞬で消し去ってしまう戦争の悲惨さを訴えています。

佐喜真道夫館長は「遺品の奥にあたたかい命を感じる。ぜひ見て欲しい」と話していました。この写真展は8月9日まで開かれています。