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65年前のきょう、牛島司令官は全ての軍に最後の命令を出しました。しかし、それは戦いの終わりを伝えるものではありませんでした。

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鉄血勤皇隊として動員された県立第一中学校の少年たち。毎年6月になると、後輩にあたる首里高校の生徒たちがその足跡を学びます。

生徒「同じ16歳でも、自分なんかより小さい気がする」「今、勉強とか、部活動に一生懸命取り組めることが、とても幸せなことなんだと実感しました」

敗戦の色が濃くなってきた65年前のきょう、牛島司令官は全ての軍に対し、最後の命令を出しました。

『今や戦線錯綜し、予の指揮は不可能となれり。諸子は祖国のために最後まで敢闘せよ。生きて虜囚の辱めを受けることなく、悠久の大義に生くべし』

「最後まで戦え、決して捕虜になってはならない」という命令。戦場に取り残された少年たちの多くもこの後、命をかけて最後の斬り込み攻撃に臨んだのです。