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6月23日の慰霊の日を前に、平和の尊さを伝えようと、豊見城市の小学校で18日、戦争をテーマにした絵本の読み聞かせが行われました。
地域ボランティアの知念サネ子さんは「そのガマに入ろうとしたら、こら、ここは日本軍の陣地だって追い出された。アメリカ軍の弾は飛んでくる」と、子どもたちの前で絵本を読みました。
豊見城市の上田小学校の絵本の読み聞かせは、PTAと地域のボランティアが、毎週全クラスで行っていて毎年6月は慰霊の日にちなんだ、戦争をテーマにした絵本を選んでいます。
読み聞かせのあと子どもたちは「戦争はやってはいけないものだと思いました」と感想をのべ、地域ボランティアの与儀恵美子さんは「やっぱり、戦争を起こさないように、みんなで平和を願っていきましょうねという思いで読んでいます」と読み聞かせの意義を語りました。
この取り組みは10年以上続けられていて子どもたちは、絵本を通して戦争の悲惨さや、平和の尊さを感じているようでした。