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沖縄戦末期の1945年6月多くの将兵が自決した旧海軍の司令部壕で13日、恒久平和を願う慰霊祭が行われました。
1945年の6月13日、アメリカ軍の猛攻撃をうけ孤立していた旧海軍司令部壕では大田実司令官以下、幹部6人がけん銃で自決し、最期を遂げました。
今年で40回目を数える慰霊祭には「沖縄県民、かく戦えり」と電報を打った大田司令官の遺族など150人が参列。全員で黙とうをささげた後、沖縄コンベンションビューローの平良哲会長が「戦後半世紀余りが過ぎ、戦争体験の風化が懸念されている今日、歴史の教訓を後世に伝えていくことの大切さを忘れません」と追悼の言葉を述べました。
参列者は花を手向けながら静かに、恒久平和を祈っていました。