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65年の前のきょう第32軍牛島満司令官のもとにある書簡が届きました。それは、アメリカ軍沖縄占領軍部の総司令官バックナー中将からでした。
『閣下の率いる軍隊は、勇敢に戦い善戦しました—。従いまして本官が察するところ、閣下もすでにご存知のことと思いますが、全日本軍がこの島で壊滅することは、今やすでに時の問題であります』
バックナー中将から牛島司令官に対して出された降伏を呼びかけた手紙。
ちょうどその頃、糸満市与座には初めてアメリカ軍が侵入。摩文仁の司令部のすぐ近くまで攻撃が行われていました。
牛島司令官がこの日に、手紙を受け取ったかどうかは、定かではありません。牛島司令官は降伏する事なく、最後の戦いに突入しました。