※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

今年夏の県大会はセンバツ全国優勝の興南が大きな目玉ですが、沖尚も2年前のセンバツ甲子園で2度目の全国優勝をしたチームです。先輩達が成し遂げた夢を追い求める後輩達が、この夏に挑んでいます

比嘉公也監督「ボールとれなきゃ勝利も取れないよ!目線!もっと左!ハイ!」

東風平にある沖縄尚学野球部専用の野球場でノックに汗を流す沖尚ナイン。

比嘉公也監督。11年前には選手として、そして2年前には監督として、県勢史上2度のセンバツ甲子園優勝を成し遂げた経験を持つ、若き名将だ。

比嘉公也監督「おい!うちは守れなきゃ勝てんよ!」

今年の沖尚のテーマは「チーム一丸」。沖尚は、去年夏の県大会で初戦敗退。新チーム結成後の秋の大会でも初戦で破れた。

2年前のセンバツ優勝チームと比較されるプレッシャーも重なり、勝てない野球が続いた

喜久川大輔投手「自分達の中での自信があまりつかめていないからだと思う」

失いかけていた自信。沖尚ナインは勝てない悔しさを胸に冬場、徹底的にチームを鍛え直した。

新垣有起選手「一回戦で負けたという悔しさが今のチームを強くしてくれていると思います」

その成果は今年はじめの野球部対抗の競技大会で総合6位。さらに、春季大会では3季ぶりに初戦を突破し、ベスト8まで食い込んだ。

比嘉公也監督「自分自身の能力、そしてやっていることに自信を持てば、力を発揮出来る子が揃っていると思うので、とにかくこの自信という二文字をゲームで常に持たせ続けたい」

News Photo

この夏、台風の目となる沖縄尚学、その戦力は!比嘉監督の今年の総合評価は13点。固い守りから攻撃のリズムを作れるチームとして、守備力は4と他から一つ抜けた評価だ。

今年のチームの柱は喜久川大輔。久米島から甲子園の夢を求めてやってきたサウスポーエースは、MAX120キロ後半ながら、制球力と変化球が持ち味だ。

喜久川大輔投手「やはり夏勝つためには絶対的なピッチャー、チームの柱となるピッチャーが必要だと思うので、野手に信頼される、自分が投げたら勝つというそういう存在でいたいです」

他にも右のサイドスロー奥間雄太や1年生ながら多彩な変化球で、夏のマウンドも十分にありうる坂朝也など、伏兵にも注目だ。

打っては1番に監督曰く「攻撃の鍵を握る男」として翁長祐一郎が入り、3番は2年生からレギュラーに入る野原充由、4番・當銘翔、5番・平安山良恭がクリーンナップを張る。

坂朝也投手「センバツで優勝するところを見たので自分達も東浜さん達に続けるように頑張りたいと思っています」

野原充由選手「一日一日絶対悔いのないように、絶対後悔しないように一日一日練習しようって決めて、1プレー1プレー大事にしてやっています」

先輩が踏んだ甲子園の土を俺達も!自分を信じて、仲間を信じて、沖尚ナインの夏の扉が開く!

翁長祐一郎選手「勝つためにやってきたので勝って終わりたいです」

比嘉公也監督「彼らが1年生の頃に東浜・西銘率いる優勝メンバーを見ているので、彼らも絶対甲子園に行きたいという気持ちはどのチームよりも強いと思う。そのサポートを僕も全力でやりたいと思います」

奥間雄太選手「目標は全国優勝なのでそれをめざして頑張っていきたいです」

News Photo

新垣有起選手「もっと自分を信じて、自分の力、今までやってきたことを信じて、夏に臨んでいけば絶対勝てると思う。最後はやっぱり皆で笑える夏にしたいです」

桑江圭祐主将「高校球児で一番長く野球をして、一番熱い夏にしたいです」

「沖縄尚学からの直球メール。150キロのスピードで、甲子園~!甲子園行くぞ!オ~~!」

News Photo