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菅内閣が発足しました。総理は政権運営の決意で普天間基地の辺野古移設を盛り込んだ日米合意を継承する、同時に沖縄の負担軽減も全力を挙げて取り組むと述べました。
菅直人総理率いる新内閣の閣僚が8日に発表されました。鳩山政権で普天間基地の移設問題に関わった外務、防衛大臣と沖縄担当大臣の3閣僚はそのまま留任します。
菅新総理は8日午後、新しい内閣の顔ぶれを正式に決め、仙谷由人官房長官が官邸で閣僚名簿を発表しました。菅内閣で新たに閣僚になるのは事業仕分けで知名度を上げた蓮舫行政刷新担当大臣などあわせて5人です。
一方、鳩山政権で普天間基地の移設問題に関わった岡田外務大臣、北沢防衛大臣、前原沖縄担当大臣は留任が決まりました。
菅総理は会見で普天間問題について、前鳩山政権がまとめた辺野古移設の日米合意を引き継ぐ姿勢を示していて、県民が求めている県外・国外への移設については触れませんでした。
菅総理と新閣僚の任命式は現在、皇居で行われていて、初閣議は午後9時半から開かれる予定です。