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沖縄を訪れている共産党の志位委員長は7日夕方、県庁で仲井真知事と会談し「基地の無条件撤去を改めて政府に対して求めていく」と述べました。

志位委員長は7日、名護市長や宜野湾市長らとの対談のあと、県庁に仲井真知事を訪ねました。午後6時からおよそ15分間おこなわれた会談で、志位委員長は「4月の県民大会で知事が発言した“基地のない沖縄を目指す”という考えは私どもも一緒だ」と述べたうえで「先月28日に発表された日米合意は、元に戻ったというよりもさらにひどいものになっている。県民の合意も得ない頭ごなしのやり方は許せない」と話し、党として基地の無条件撤去を求めていくと述べました。

これに対し仲井真知事は「県民大会では強い表現でないといけないと思った」と話し「過重負担の軽減にむけたお力添えをお願いしたい」と訴えました。

志位委員長は会見で8日にも発足する予定の菅内閣について「菅代表は“鳩山さんが身を引いたことで普天間問題の重荷が取り除かれた”といったが考え違いだ」と批判しました。