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ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコなど、希少な野生動物の交通事故多発をうけ、注意を呼びかける街頭キャンペーンが3日に那覇市内で行われました。

環境省によりますと、今月末までに起きた野生動物の交通事故でヤンバルクイナ13羽と3匹のイリオモテヤマネコが死ぬなど、いずれも過去最悪の発生状況となっています。

県と環境省は非常事態宣言を出し、3日に那覇市内で街頭キャンペーンを展開、自然の豊かな地域では慎重な運転を心がけるようチラシを配布するなどして安全運転を呼びかけました。

那覇自然環境事務所の澤志泰正さんは「最終的には道路を使われるドライバーの方が安全運転を心がけてもらうことが最大の防止策。速度を落とすだけでかなりの事故が減らせると思います」とコメント。また環境省では「ヤンバルクイナなど動物たちを発見した時、すぐ停車できるようなスピードで走行してほしい」と話しています。

また、街頭キャンペーンも行われ、野生動物に配慮した安全運転を呼びかけるパンフレットが配られました。