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7月の参院選に向けて社民・社大と共産の3党は普天間基地の県内移設に反対する統一候補の擁立を目指していましたが、共産党との調整がつかず完全に断念しました。

社民党の新里米吉委員長と社大党の大城一馬副委員長は31日、共産党の県委員会を訪れ、参院選に向けて統一候補を立てることを改めて提案しました。しかし、共産党の前田政明幹事長らは「すでに共産党は候補者を立てて走り出している。その候補者を社民・社大が後押しするべきだ」と全く譲りませんでした。

結局、話し合いは平行線のまま溝は埋まらず、3党統一候補擁立の可能性はなくなりました。

この結果、社民と社大が統一候補を、また民主党も独自候補の擁立を検討していることから、参院選は候補者乱立の混戦となる模様です。