※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

嘉手納基地を抱える市と町でつくる3連協のメンバーが31日沖縄防衛局を訪れ、外来機の飛来やクラスター爆弾を使用した訓練に対し強く抗議しました。

31日朝沖縄防衛局を訪れたのは嘉手納町・北谷町沖縄市の首長と議会議長です。メンバーらは5月初めから岩国基地所属のFA18戦闘機などが、さらに先週、最新鋭のF22戦闘機も飛来して嘉手納基地で激しい訓練を行っていることに対して「負担軽減とは程遠い状況にある」と述べました。

また、クラスター爆弾を搭載した戦闘機が嘉手納基地で確認されたことについても「一歩間違えば住民を巻き込む大惨事につながる」と指摘し状況の改善を求めました。

これに対し沖縄防衛局の真部局長は、外来機については「日本の防衛のために嘉手納基地で訓練することは止むおえないが、周囲への影響は最小限に抑えるべきだ」と述べ、クラスター爆弾については「アメリカ軍は防衛局の問い合わせに対しても爆弾の所有について公表しなかった」と回答しました。