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「美ら島沖縄総体~活躍予感の主役達」きょうはソフトボールです。

ピッチャーの投げる球速は、体感速度で野球の160キロにも相当するとも言われますが、県大会でも注目を浴びる豪腕投手を要した具志川高校を紹介します

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今月はじめに行われた春季高校ソフトボール決勝で栄冠を手にした具志川高校。

その後の九州大会でも、強豪九州の中でベスト4に入る検討を見せ、県高校総体へ大きな弾みをつけている。

去年の県高校総体で優勝した具志川。今年、2連覇のかかる新チームだが、チームのモットーは、仲間同士の強い絆だ。

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桑江良太主将「みんな普段から仲がいいですし、ひとつひとつのプレーでも声を掛け合うようにというのが前の代からの先輩から受け継いできたことなので、一人ひとりの声掛け、コミュニケーションを大事にということをモットーにしてるんで」

そんな具志川のチームワークの象徴とも言える存在がいた。

サウスポーエース、島袋卓也。身長175センチ、体重96キロ。がっちりとした体格から放たれるボールは体感速度で150キロあまりの剛速球にもなる。

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大会屈指のエースだが、そんな島袋には苦い経験があった。それは、期待を集めて入学した1年の終わり突然腰を痛め、歩くこともやっとの状況が続き練習にも参加できない時期があった。

ソフトボールを辞めることも考えた。

島袋卓也「これでやってて迷惑ならないかなとか、いろいろ考えました」

そんな時、仲間が支えてくれた。

島袋卓也「早く戻って来い!みたいなことを言われました」

チームの多くは、小学校の頃からの仲間達。島袋は仲間の声に励まされ、去年の夏、ついにマウンドに戻ってくるそして、今ではエースで4番、チームの大黒柱へと成長している。

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宮城誠輝監督「(島袋が)復活した時にはみんな喜んでいました」

桑江良太主将「もうチームにとっては欠かせないというか大事な存在ですね」

キャプテンの桑江良太。彼もまた、チームのムードメーカーとして常に周囲を鼓舞し、戦うキャプテンだ。

桑江良太主将「一人も欠けることなくここまで皆で頑張ってこれたので、やっぱり最後は皆が輝けるように、やっぱ優勝というものを目指して頑張りたいです」

島袋卓也「自分が投げて一応4番打者なんで自分が打ってしっかりチームのために働きたいです」

どこのチームにも負けないチームワークで、具志川が大会連覇を目指す!