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沖縄のテレビドキュメンタリーを数多く手がけてきたジャーナリスト、森口豁さんの初めての写真展が開催されています。
森口「僕は将来大人になったら写真家になりたいっていうのが夢だった。中学生高校生、ずっと写真を撮りまくってたね」「高校生の時に撮った少年の写真があるンだけど、これなんかは好きな写真でね」
18歳、沖縄に出会ったころに心に焼きついた風景。これが、その後の森口さんの人生を決めます。
琉球新報の記者、日本テレビ沖縄特派員、報道現場を駆け回りながらシャッターを切ったものが作品として展示されるのは、作者73歳にして初めてのことです。
森口「この一連は米軍政下、アメリカ世の写真ですね。でもこう見ていると、全然今と変わっていないね」「戦後60年というけど、今が一番、沖縄の人がコケにされて馬鹿にされているんじゃないかな?今の普天間辺野古の問題。政府がやろうとしていること」
小さな棺が島に戻ってきた朝。医者のいない離島のかなしさなど森口さんの視線は、常に底辺に生きる人々に向けられ島の鼓動を映し出そうとしています。
週末は、代表的なドキュメンタリー作品の上映会も予定されています。