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結婚式の写真などを見て王族や士族の着る琉装は知っていても、一般庶民の装いはみなさんご存知ですか?

県内でも珍しい明治・大正・昭和の沖縄庶民の服装の展覧会が、21日浦添市美術館で始まりました。これは、豊見城市のコレクター當銘さんが集めたおよそ800点以上の衣装や生活資料の中から、芭蕉布を琉球藍で染めた上着や、戦前の着物をリメイクしたワンピースなど、およそ200点が展示されています。

當銘さんは、明治時代に、一般庶民の晴れ着だった「花織り」を指して、「誰かが残さなければいけないという思いで40年ぐらい前から集めています。

当時の人は、創意工夫でこういうおしゃれな衣を作った。たくさんの人に見てほしい」と話していました。この展覧会は、来月6日までです。