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宮崎県で口蹄疫の被害が深刻になる中、県内の畜産業者などが集まり20日、緊急の対策会議が開かれました。会議を前に、県庁にはJA沖縄中央会のメンバーが訪れ、防疫体制の徹底やセリの延期によって生じる農家の経済的負担に対し助成を行うよう要請しました。
続いて、生産者や飼料業者獣医などによる対策会議が開かれ、全ての畜産農家に対し、消毒用の消石灰を無償配布しているなど県の取り組みが説明されました。
しかし一方で、那覇空港ではいまだに靴底消毒などの防疫対策も実施されていないなど対応の遅れも指摘され生産者からは「心配で夜も眠れないくらいですね。沖縄県に入ったらどうなるかと」「できるところから早めに対策してほしいと」と不安の声が上がりました。
県では今月31日に生産者を対象に侵入防止対策に関する説明会を開くことにしています。