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続いて先週土曜日に行われた高校ソフトボール男子の決勝戦。夏の前哨戦ともいえるこの大会は、監督同士の先輩後輩対決でもありました。

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春季高校ソフトボール決勝。具志川対美来工科。具志川の宮城監督と、美来工科の福仲監督は大学時代の先輩後輩の関係、さらに国体成年チームでもともにマスクをかぶったチームメイト。選手、監督ともに相手をよく知るチーム同士の対戦でした。試合は初回から動きます。先攻めの具志川は、2番喜瀬が、美来工科、先発米須の真ん中、甘めのボールを引っ張り、ライトオーバーのランニングソロホームランで先制します。

ところが3回、具志川は連続エラーも重なり満塁のピンチを背負うと美来工科、3番、上原、4番、佐喜真のクリーンナップに連続タイムリーを浴び、1対2と逆転を許します。流れを引き寄せたい具志川は5回、美来工科の本塁送球エラーで同点に追いつくと、迎えた最終回7回表、疲れの見えた美来工科、先発米須を攻めノーアウト満塁のチャンスを作ります。

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ここで、美来工科は、2番手の仲宗根が悔しい2度の押し出しフォアボール。具志川がリードを広げます。その裏、具志川は先発、サウスポーエース島袋がいつもの球威はなかったものの、低目にコーナーをつくピッチングで8奪三振と美来工科の反撃を許さず、4対2で逃げ切り、先輩後輩対決は、具志川の宮城監督に軍配が上がりました。

福仲直人監督「あ〜、悔しいですね〜。さすが先輩ですね〜。なかなか勝たせてくれないので、でもまた今度インターハイがあるのでその時はきっちり借りを返したいなと思います。」

宮城誠輝監督「まだまだいっぱい課題があるので、やっぱり全国優勝狙うにはもう少し鍛えて頑張って、まずは予選を突破して全国いって活躍させたいですね」

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県高校総体ソフトボールは、今月29日に初戦を迎えます。