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去年亡くなったロック歌手の忌野清志郎の思いを引き継ごうと恩納村で園児を対象に絵本の読み聞かせ会がありました。

読み聞かせを企画したのは県内で環境問題に取り組むNPO団体で、恩納村の仲泊幼稚園の園児23人に大の沖縄好きだった生前の忌野清志郎さんが紹介されました。

画家としても多くの作品を残している清志郎さん。28日、園児らに読まれたのは全編清志郎さんが絵を担当した絵本「ブーアの森」。

園児らは、少年と森の妖精との友情をあざやかなタッチで描き美しい森や海の大切さを訴えた絵本にじっと見入っていました。

園児の一人は「ブーアに会えるようにちゃんと街をきれいにする」と感想を話し、また別の園児は「海とかも大事にする」と話していました。読み聞かせは、来月2日の清志郎さんの一周忌をはさみながら、来月末まで県内各地で開かれます。