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普天間基地の沖縄県内への移設断念を求める県民大会が25日およそ9万人が参加して読谷村で開かれました。

午後3時から読谷村運動広場で開かれた県民大会には県内各地から主催者発表で9万人が参加しました。県内移設に反対する超党派の県民大会は初めてで、会場では仲井真知事や県内各市町村の首長らが過重な基地負担の現状や普天間基地の県外・国外移設を訴えました。

仲井真知事は「普天間飛行場の危険性を一日も早く除去せよ。これが第一。県民が背負う過重な基地負担を大幅に軽減せよこれが第二です」と訴えました。

また、高校生を代表して普天間高校3年の岡本かなさんと志喜屋成海さんが挨拶を行いました。岡本かなさんは「低空飛行する機体に向かって思わず私は叫んだこともあります。私たち一人一人が考えれば何かが変わる。そう信じて、今、私はここに立っています」と志喜屋成海さんは「やはり基地は沖縄には必要ないと思うのです」と話しました。

そして、大会では県内移設を断念し国外・海外に移設するよう強く求める大会決議とスローガンが採択されました。県民が示した県内移設反対の総意。実行委員会がその決議を携え26日、政府へ要請します。