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アメリカ軍機による度重なる事故を受け、嘉手納町議会は19日、臨時議会を開き抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。

嘉手納町議会基地対策委員会の田仲康栄委員長は「騒音問題の軽減改善の道筋が不透明な中、むしろその恒常化による生活環境の悪化が危惧されている。断じて看過することはできない深刻な問題である」と訴えました。

これは4月7日、嘉手納基地所属のF15戦闘機が海上での訓練中にミサイル弾の安定板1枚を落下させる事故を起こしていたことに抗議したもので、意見書では事故原因の究明と結果の公表などを求めています。

このほかにも臨時議会では2010年に入り外来機の訓練が相次ぎ100デシベルを越える爆音が増加していることに対する抗議決議と意見書も提案され、いずれも全会一致で可決されました。