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野山に入る際には注意が必要です。植物の葉の裏などにいるマダニに咬まれ高熱などを起こす「日本紅斑熱」が3月発生し県福祉保健部では注意を呼び掛けています。

感染したのは県内に住む50代の男性で3月21日、本島北部へ山登りに出かけたところ、数日後に高熱が出て全身に発疹が現れたということです。病院や県衛生環境研究所で検査したところ、この男性は「日本紅斑熱」に感染していたことがわかりました。

県福祉保健部によりますとこの病気は野山などで生息するマダニ類に咬まれることで感染するもので全身の発疹と高熱・頭痛や肝機能障害を引き起こしますが人から人への感染はなく県内で発生した記録は殆どないということです。

県では野山に入る際には肌の露出を少なくし、虫よけを使うなど注意を呼び掛けています。