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東京では桜が満開、季節は春です。本土では桜の下でのお茶席なども行われる頃ですが、その茶道具をつくる伝統工芸士・相馬正和さんの展示会が6日から始まりました。
今回で12回目となるこの茶陶展。陶芸家として37年、茶道家として20年の相馬さんが命を吹き込んだ茶道具、およそ150点が展示されています。
琉球南蛮焼という薪で一週間かけて焼き上げる手法は、土と炎が織り成す味わい深い作品です。東南アジアの土器をかたどった水指し、花入れや水差しなど、素朴な中にも茶道の奥深さを感じさせる数々の作品が展示販売されています。
また、会場では相馬さんの作品を使った茶席も設けられています。相馬正和茶陶展は今月12日まで那覇市デパートリウボウで開かれています。