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環境モデル都市を目指す宮古島市に新たな施設が作られます。太陽の光を電力に変える為の実証実験をする施設の起工式が6日に行われました。
「メガソーラー」と呼ばれるこの施設は沖縄電力が実用化に向けて研究をすすめるもので、資源エネルギー庁の事業の一つです。宮古島市城辺地区のおよそ9万8000平方メートルの敷地に総事業費およそ75億円をかけて建設されます。
行政や施工業者らが出席した6日の起工式では関係者が鍬入れなどをして工事の安全を祈りました。
沖縄電力離島カンパニーの大嶺克成社長は「自然エネルギーを利用することで非常に不安定なところもあるが(電力)系統の安定化をどのように両立していくか実証実験を行う予定」と話していました。
ことし10月中旬には完成する予定で、発電能力は既存の施設の8倍に当たる4000キロワットとなり2013年まで実験が続けられます。