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普天間基地の移設を巡り平野官房長官は仲井真知事に対し海兵隊のヘリ部隊をまず鹿児島県の徳之島に移す考えを伝えていたことがわかりました。

これは複数の政府関係者が5日明らかにしたものです。政府関係者によりますと平野官房長官は1日に仲井真知事と会談した際、普天間基地に駐留する海兵隊のヘリ部隊を徳之島に移した後キャンプ・シュワブの陸上部にヘリコプター部隊の一部を暫定的に移す案を伝えました。

さらにこの案では将来的にうるま市の勝連半島の沖合いを埋め立てて作る人工島に移すとしています。長官はこの人工島に航空自衛隊の那覇基地や那覇軍港も移し大規模な基地を作る考えを示しました。

これについて仲井真知事は県内への移設に強く反対したと言うことです。