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日本国内に住むアメリカ人らが2日、市街地の真ん中にある普天間基地の現状を視察しました。視察はNGOのピースボートが企画したもので、日本国内に住むアメリカ人など11人が参加しました。
一行は2日朝、普天間基地を見渡す嘉数高台を訪れ、基地の周りに住宅がびっしりと立ち並ぶ宜野湾市の現状を確認しました。
視察したアメリカ人は「僕はアメリカ人だからすごく気持ちが複雑。日系ですし。普天間基地を見てすごく悲しい気持ち。こういう基地がアメリカにいったら、絶対に住んでる人と基地との間にスペースが必ずあると思う」といった意見や「アメリカの国民はこの状況をほぼ知らないと思います。辺野古は聞いたことない。普天間も聞いたことない。もっと多くアメリカ人がこれを知っていれば、絶対反対すると思う。納得できない」と話していました。
この後、メンバーらは宜野湾市役所を訪れ、普天間基地のグアムへの移転を主張している伊波市長と面談。2004年に沖縄国際大学で起きたアメリカ軍ヘリの墜落事故などについて詳しく話を聞き、今後、基地の撤去に向けて連帯していくことを確認しました。