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政府にさんざん求めている県外移設。沖縄の意思はどう反映されるのでしょうか。

普天間基地の移設先に関する政府案を取りまとめるため、鳩山総理は23日夜7時から関係閣僚と協議します。23日夜7時から開かれる会合には鳩山総理と平野官房長官の他、岡田外務大臣、北沢防衛大臣、前原沖縄担当大臣が出席します。

この場で平野官房長官は、名護市キャンプシュワブの陸上案とうるま市のホワイトビーチ沖を埋め立てる案の2つを中心に政府の検討状況を鳩山総理に説明する見込みです。

また、社民党や国民新党が出した案も報告される予定ですが、平野官房長官は23日午前の会見で「23日に決まることにはならない」と述べています。

平野官房長官は「あくまでも23日にここで(移設先を)決めるということではない。総理や関係閣僚に対して、ご報告ということで、こういう場で意見を聴取するということだと思う」と話しました。

県内移設に傾いている印象の鳩山政権ですが、アメリカ政府は地元の同意がなければ新たな移設先の交渉には入らない姿勢を示していて、今後、県やアメリカ政府との交渉は難航を極めそうです。