※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
県立看護大学の卒業式が15日に行われ、それぞれの思いを胸に医療の現場へと巣立ちました。
式には看護師や助産師を目指す学生や大学院生など100人余りが出席。野口美和子学長から証書を受けとりました。
長引く不況で学生たちの就職難が深刻ですが、看護師不足が叫ばれる中、日本全国から求人があり、就職率は100パーセントに近いということです。
取材を受けて助産師になると言う女子学生は「(実習先で)お産の後の感想で、産婦さんから3人目のお産だったけれど、今までで一番良いお産だったと言って頂いたことが心に残っています」と話していました。
また、男子学生は「患者さんの思いに寄り添えるようなケアをできる看護師になりたいと思います」と話していました。
また、卒業生の中には2歳の双子の男の子のいるお母さんもいて「あっという間の一年でした。一年間(家族に)支えてもらったので、ありがとうと伝えたいです」と話していました。
家族や友だちに祝福され晴れの日を迎えた学生たち。4月からはそれぞれの現場で命と向き合います。