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3月上旬、県内の女子学生たちにいよいよ動員命令がくだります。
65年前の3月6日。この日、県内の女学校4校に動員命令が下りました。このうち、積徳高女とともに看護教育のために24師団野戦病院に動員されたのが県立第二高女。のちに「白梅学徒隊」と呼ばれた4年生56人です。
那覇市松山にあった学び舎も焼け落ち、知事公舎で学生生活を送っていた生徒たちは東風平へと移動、23日に戦場へと向かうまで看護衛生教育を受けることになりました。
沖縄戦に動員・または参加して死亡した生徒の総数はあわせておよそ1900人。女子生徒は第二高女ほか10の学校から動員され400人を超える少女が亡くなりました。