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卒業生の平均年齢は68歳。県かりゆし長寿大学校の卒業式が3日に行われ、178人が学び舎を後にしました。ユニークな授業も人気のかりゆし長寿大学校。

3日の卒業式では、卒業生を代表して伊平屋村の前里澄子さんが卒業証書を受け取りました。2009年度の卒業式では、初めて離島から通った3人が晴れの日を迎えました。

記者の質問に前里さんは、「一回だけ、伊平屋島から船が出なくて欠席したことがあります」と話し、「是非、ここで学んだことを仲間の皆さんから学んだことを地域に持ち帰りたい」と意欲を見せていました。

また、姉妹で渡嘉敷島から通学した姉の新垣克子さんは、「(入学の抽選で)赤玉を引き当てた感動がそのまま残って、この1年はあっという間だった」と感激している様子で話し、そして妹の新垣光枝さんは、「家族の支えがあって、毎回通うことが出来たと思う」と感謝の気持ちを表していました。

長寿大学校では「遺言」を書く授業もあったということですが、学びの意欲にあふれた卒業生たちはまだまだ元気いっぱいの現役です。