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普天間基地の移設先として国民新党が主張しているキャンプシュワブ陸上案に、地元辺野古区など3つの区の代表が「住民全員で阻止する決意だ」として反対する意思を25日に沖縄防衛局に伝えました。
25日、沖縄防衛局を訪れたのは名護市の辺野古、豊原、久志の3区の区長です。
要請で辺野古区の大城康昌区長が要請文を読み上げ「キャンプ・シュワブ陸上案のごとき考え方は、陸上地域へのヘリポート施設等の設置に反対してきたこれまでの経緯を全く無視し、現在の普天間飛行場の危険性や騒音をそのまま久辺地域に移すことにほかならない」と述べました。そして「(同案に)断固たる反対を再度表明し、久辺3区全住民をあげて阻止行動する決意だ」と述べ、要請文を手渡しました。
これに対し真部局長は「移設先について5月末までに結論を出す」という政府の方針をあげ「地元の要請が聞き入れられるようきちんと報告したい」と答えました。
要請後、記者団に対し大城区長は「住んでいる人たちにとっては嫌なんです。騒音も危険性もしかりです。今は国も県も市も、県外、国外ということで進めておりますので(その方針を)大いに歓迎したい」と述べました。