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つづいては、県高校新人ダブルスバドミントン手権です。優勝候補が順当に勝つ進んだように見えたこの大会ですが本人達にとっては、課題の残る結果になったようです。

この大会の優勝候補沖縄水産2年の金城智大・棚原元希ペア。とくにスピードと高い技術力が持ち味の金城くんは、去年の近畿まほろば総体でベスト16に入り今年の活躍が期待されています。しかし準決勝、思わぬ苦戦を強いられます。相手は沖縄工業:高原・荷川取ペア。

この時点で沖水以外で勝ちのこっているのはこのペアだけ沖縄工業の意地を見せつけられます。スマッシュ力のある棚原くんですが… ミスが目立ちはじめます。そして金城くんにもそのミスの連鎖が…

金城君「パートナーをカバーしようということが頭の中にのこってしまって自分のやるべきことができなくて」

この大会、初めて1セットを落とします。それでも第3セット、気持ちを立て直しました。優勝候補の意地を見せ、決勝にすすみます。同校対決となった決勝戦、相手は1年生の瑞慶山・新垣ペア先輩として絶対にまけられません。

第1セットを奪うと2セット目、一時リードを奪われますが… 棚原くんのショットで同点においつくと逆転に成功し、その後は流れを渡しませんでした。 期待通り見事優勝を果たした金城・棚原ペアしかしその表情はこの夏の美ら島総体に向け引き締まっていました。

棚原君「もっとまだだせる、力がだせるところがあったと思います」Q優勝でも満足は?「満足はしてないです」

金城君「美ら島総体では自分が県の上位、トップ選手として出場するつもりなので、それなりの自覚をもって一つでも多く勝って上位につけるようにがんばりたいと思います」

優勝候補といっても油断できない、美ら島総体に向けて各選手の強化が進んでいると感じた試合でした。切磋琢磨し、その練習を成果が発揮される美ら島総体が楽しみです。以上、ザ・スポーツでした。