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現在、流行している新型インフルエンザの発生から拡大はあっという間でした。その新型インフルエンザよりも強毒性の鳥インフルエンザが流行し始めた場合、どうするか。16日、那覇市では検疫対応を確認する訓練が行われました。

この机上訓練は強毒性で感染力が強く致死率も高い鳥インフルエンザに対し、沖縄でどのような予防措置をとるか確認するために行われたものです。

訓練には水際対策をとる検疫所を始め保健所や入管、各航空会社などが参加し、フェーズ4、つまり人から人への感染が始まった場合の空港や港での侵入防止策について話し合いました。

参加者は飛行機内で患者が発生した場合など予想シナリオをたどりながら、現在も予断を許さない鳥インフルエンザの脅威を改めて確認していました。

鳥インフルエンザは中国やエジプト、タイやベトナムなどで多くの感染例と300人近い死亡者数の報告があり、人から人への感染によるウイルスの変異が懸念されています。