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きょうは厳しい練習に耐え全国制覇を目指す、浦添工業レスリング部です。

先月行われた高校レスリング強化リーグ。この試合で圧倒的な力をみせたのが浦添工業の3選手。2年生の金城希龍くん(55キロ級優勝)宮城辰司くん(66キロ級優勝)そして1年生の志喜屋正明くん(96キロ級優勝)。

今月6、7日に行われた九州大会でも個人戦・金城くんと志喜屋くんが優勝、宮城くんが準優勝。団体戦でも県勢初の3位に入りました。

宮城くん「個人はもうちょっと上にいけたと思うので、がんばりたいです」

金城くん「(九州大会は)自分のレスリングができなかったです(Q:九州優勝でも満足は?)まだまだです」

目標はあくまで全国。元日本代表・の指導のもと、九州大会の結果に甘んじることなく、熱のこもった練習がつづきます。

屋比久先生「頭の位置でまけるなよ、頭の位置で負けちゃだめ」「失敗したもの成功したもの、全部やってごらん」

屋比久先生が特に天才と評するのが1年生の志喜屋くん。対戦相手に合わせて戦略を切り替える器用さが持ち味で、レスリング歴1年で九州制覇を成し遂げました。

志喜屋くん「自分よりでかい相手や学年の上の人たちを倒したときはうれしい。きつい練習しないとついていけないのでがんばります」

九州制覇はきびしい練習の賜物です。

午前6時45分朝の掃除からレスリング部の練習は始動。そして走りこみがスタートです。

屋比久先生「希竜、最後の試合をおもいだせ」「辰司、最後最後」「去年の国体を思い出せ」

走りこみが苦手な志喜屋くんも屋比久先生の言葉に後押しされます。

志喜屋くん「強い相手を思い出せって言われているときは、きついんですけど、ここでポイントとらないと負ける。走りこみもそれとにたようなもの。(屋比久先生の)あの言葉があったらがんばれます」

金城君「きついんですけど、この朝練やっているから結果がついてくるので乗り切れます」

厳しい練習もこの仲間がいるから乗り越えていける。浦添工業レスリング部は、この夏頂点を狙います!

「美ら島総体、完全制覇するぞ!オー!!」