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2009年、石垣市で出土した人骨が2万年前のものだと分かった共同研究で、8日、関係者が会見を開きました。

人骨そのものから抽出したコラーゲンで炭素年代測定を行った東京大学の米田穣准教授は「1万5000年前、1万8000年前、2万年前と、同じ場所から発見された3点の年代に大きなばらつきがなく信頼できる分析結果だった」と述べました。

また、琉球大学の土肥直美准教授は「石垣島に2万年前に人がいたことが確認できた。今後、その時代の人が何を食べ、どのような環境が周辺に広がっていたのかを解明していきたい」と話しました。